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iPhone、iPad用のFTPクライアント「FTP On the Go」がSFTPに対応した!

      2015/03/03

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iPhone、iPad の FTPクライアントとしては、ほぼ一択だった「FTP On the Go」がv3.0で、とうとうSFTPに対応しました。以前から出先でのウェブ修正に重宝していたアプリだけど、一部クライアントではサーバー接続がSFTPのみ、というところもあって、なんとも惜しい感じだったのだけど、今回のSFTP対応によって、ようやく管理する全サーバーを扱えるようになった。ありがたい。

で、この機会に、最近、利用頻度の上がっている iPad でも使えるようにと、上位版の FTP On the Go PRO を購入してみました。 昔、通常版の FTP On the Go を購入したときは PRO版が1200円と高かったけど、いまは850円になってます。iPhoneのみ対応の通常版が600円と大した価格差は無いので、PROの方を購入することを勧めます。

iPadの場合、画面の広さを活かした2ペイン構成で、サーバーディレクトリとテキストエディット画面を同時に見ることができるのがいいですね。さすがにバリバリコーディングするのは難しいけど、画像編集が必要な修正以外は、やってやれなくはないという環境が手に入るのはうれしい。

ただ、そもそも論的な話をすると、出先で急遽、修正が必要....って状況ってどうなの?とも思う。

開発元のサイトにも「ウェブサイトが壊れているのに、あなたはデスクの前にいない....大丈夫です! FTP On the Go があれば、どこからでもウェブサイトを修正できます!」みたいなキャッチがあって、緊急時に出先で対応できる点を大きなメリットとして挙げている。

だけど、本来、ページを公開する際には、きちんと表示されるかどうかテストして公開するべきだし、公開後もきちんとオンラインで正しく表示されているか確認するべきですよね。 あるいは、内容についても、きちんと校了したことが確認できてれば、公開後に文言を修正ってことは、そうそう起こらないはず。

まあ、とはいっても、「やっぱり、前の文言に戻して」と言ってくるクライアントや社内のマーケターは必ずいるし、誰か他のスタッフが間違えて古いバージョンのページをアップしてしまったとか、不測の事態だってあり得るので、あんまりそこを突っ込んでも仕方ないのかも知れないけど。

個人的には、修正用に使うと言うよりは、確認が取れた校正ページを本公開するのに使うケースが多いです。確認用のページ、例えば「index_test.html」があったとすると、確認が取れて本公開OKだよとなったら、「index.html」にファイル名をリネームして本公開するわけです。以前の「index.html」はバックアップ用に「index_backup.html」といったリネームをします。

できれば、こういう使い方をしなければいけない状況は避けたいところですが、万が一の時の保険という意味でも、手元に持っておきたいアプリです。

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