曙橋の居酒屋「安兵衛」でサバ塩焼き定食を食べる
地元色の強い居酒屋のランチ定食
ブログに書かねば、と思っていながら書きそびれていたのだが、昨年末から職場が新宿区の曙橋駅方面に変わった。
というわけで、今まで新橋、虎ノ門中心だった飯屋の記事もこの界隈に変わることになる。
曙橋というと、都内近郊在住の人でも降りたことのない人がほとんどだろうから、果たして飯屋情報の需要があるのか?とも思うが、このブログはほとんど備忘録という内容ばかりなので気にせず書くことにする。
今日は久しぶりに天気が良く暖かいこともあって、駅から少し離れたところにある「ほんまや」という居酒屋?に行くことにした。
前に寄った時に食べられなかった焼き鮭定食を食べようと、勇んで向かったのだが、お昼までには時間がちょっと早く、まだ準備中の看板が出ていた。
10分ほどで開店時間になるので、少し周りをぶらぶらして待っていようと思ったのだが、ふと見かけた別の居酒屋の看板に「サバ塩焼き定食」とあったので、サバでもいいか、と急遽お店を変更することにした。
入ったのは、このお店。情報が少ないのでRettyも追加してみた。
地域住民向けのお店でアウェイ感は強いが食事はうまい
外から入り口扉のすりガラス越しに見る限りでは、店内は薄暗くとても営業しているようには思えない。
だが「営業中」の札がかかり、ランチの看板も出ているのだから、やっていないはずはなかろうと意を決して中に入って見ると、ちゃんと人がいて営業していた。
お昼前とはいえ、店員3人に常連客風のおっちゃんが一人と寂しい雰囲気だ。
ただ席数はかなり多いようなので、夜はそれなりに混むのかもしれない。
すすめられたテーブルに座り、サバの塩焼き定食(780円)を注文する。
店員は、厨房に六十代前後ぐらいであろう、おじさん、おばさんの二人と、ホールに若いお兄さん(といっても三十代であろう)が一人。
厨房の二人は夫婦だろう。
ホールにいるお兄さんは、ひょっとすると息子かもしれない。
ひとりカウンターの奥で座っているお客さんは厨房のご主人と同じくらいの年齢なので、きっと地元の常連なのだろう。
お店の場所的にも通りすがりの一見の客が来るような店ではないと思われるのだが、いかにも部外者が入り込んでしまったような空気が店内に漂う。
まあ、そう思ってるのは自分だけだろうが。。
アウェイ感は半端ないが、意外にこういうのは嫌いではない。
食事が出て来るのを待っているあいだ、付いていたテレビで流れているニュースに、常連客が反応し、それに対してさらに店の人間が反応するという、地域密着型のお店でよくある光景が展開する。
「民主党っていうのは反対ばっかりで、代わりの意見が全然出てこないねえ」(客のおじさん)
「しょうがないよ、そういう党なんだから」(お兄さん)
というような会話だ。
その会話を聞いているような、聞いていないような顔をして座っていると、食事が運ばれてきた。
思っていたよりもしっかりとしたボリュームだ。
サバは皮の方が上を向いて来るビジュアルを予想していたので、ちょっと意外に感じてしまった。
大根おろしが添えてあっていい感じだ。
付け合わせはおそらく作り置きであろう肉じゃがだが、これも嬉しい。
漬物もしっかり小皿に盛ってあって、好感が持てる。
サバは骨もしっかり取り除いてあり、頭以外きれいに平らげてしまった。
味噌汁も絶品というほどではないにせよ、煮詰まった風もなく美味しい。
780円でこれだけ食べられれば大満足である。
メニューは他にトンカツやコロッケ定食、刺身定食などが並んでいた。
ランチ激戦区の新橋あたりだとなかなか大変かもしれないが、この辺りのお店のランチとしては十分に合格点という印象だ。
上の食べログの紹介ページでは書き込みが1件しかなく、しかも店の主人の咥え煙草が気になる、という残念な内容だったが、タバコというよりは常連客優先(っぽく感じられる)の接客の方が気になったような書きぶりに感じられた。
人通りの多い駅周辺ならともかく、これだけ駅から離れているとそういう雰囲気も出て来るのは仕方ないだろう。
勘定をする時に、おかみさんが急に思い出したような体で、「ありがとうございました〜!」と大きな声をかけてきたのが印象的だった。
今回は魚が食べたかったので揚げ物は避けてしまったが、次回はトンカツあたりに挑戦してみようと思う。
どんな風な料理が出て来るのか楽しみである。