iPhone 7 PlusでSuica定期券を作ってみた
2016/12/09
やっと入手したiPhone 7 Plusで早速Suica定期を登録
ソフトバンクオンラインショップで予約したiPhone 7 Plusが1ヶ月以上経っても入荷の連絡がないので、たまたまネットでチェックして在庫があったヨドバシカメラで機種変更をしてきた。
ずいぶん待った気がするが、昨年も一昨年も12月に入ってからやっと店頭在庫が出てくるようになったので、例年並みということかもしれない。
iPhone 7 Plusについては別記事で書くとして、今回は話題のApple Pay(Wallet)を使ってみたので、それについて書いてみたいと思う。
Apple Payと書いたが、正確にはApple Payによる「モバイルSuica」の利用ということになるのかもしれない。
現在はSuicaカード(定期)を1枚メインで使っていて、Pasmo区間の利用やコンビニなどでのSuica決済にも、このカードを使っている。
これをiPhoneに置き換えることができるということになるので、かなり便利になりそうだ。
場合によっては財布なしで出かけることも可能かもしれない。
まあ、Androidやガラケーなどのおサイフケータイ対応端末では以前からできたことではあるが。
今回はタイミングよく、iPhone購入直後に定期の更新日を迎えたので、早速Suicaを登録してみた。
ただし、今回の更新は同区間での更新ではなく、新規区間での更新になるので、まっさらな新しいSuica定期をiPhoneで作ってみることにした。
(手持ちのSuica定期をiPhoneに登録することもできるようなのだが、なんとなくハマりそうな気がしたので今回はやめておいた)
Suica定期の購入にはSuicaアプリを利用
Suica定期をiPhoneで作るにはSuicaアプリを利用する。
使い方はこのあたりを見てもらえばすぐわかる。
【Apple Pay】iPhoneの『Suica』で定期券を購入する方法 | AppBank
【Apple Pay】iPhoneでSuica定期券を使うときの注意事項 | AppBank
App StoreからSuicaアプリをダウンロードして早速使ってみる。
操作は簡単で迷うことはほぼないと思う。
定期の場合は発駅と着駅、経由駅を入力すれば、経路の候補が出てくるので、希望する経路を選べばOKだ。
もちろんJRだけでなく、私鉄も含めた定期を購入することが可能だ。
自分の場合は、今回、JRと都営線にまたがる区間の定期を購入した。
購入決済はWalletに登録したクレジットカードを使う
最後の決済のタイミングでWalletに登録済みのクレジットカードを使うか、Apple Payで新規にカード登録して、そのカードで決済するか選ぶことができる。
あらかじめ2種類のカードを登録済みだったので、そちらから決済することにした。
Suica定期ができるまでの時間は1〜2分程度で本当に簡単にSuica定期を作ることができる。
今後はわざわざ駅の発券機に並ぶ必要がなくなるわけで、これはかなり便利だ。
また手持ちのVIEWカード(クレジットカード)を使ったオートチャージにも対応する。
チャージ設定もSuicaアプリで設定できる。
チャージ金額やチャージするタイミング(残額が一定額を下回ったらチャージ)なども設定可能だ。
とりあえずJRの改札は問題なく通過できた
iPhone上では問題なくSuica定期ができたわけだが、初めて実際に改札を通った時はちょっと緊張した。
なるべく後ろに人がいないタイミングを見計らって改札を通ったのだが、あっさりと通過することができた。
iPhone自体は電源がオフになっていない限りは、どういう状態でも反応してくれるようだ。
あとはPasmo区間、コンビニなどでのSuica決済を試して問題なければ、完全にiPhone=Suicaに移行できそうだ。
いろいろ使い倒してみて、気がついたことがあればまた書いてみようと思う。
【追記】グリーン券の購入はSuicaカードより便利
JR東海道線でグリーン券を購入してみた。
最初、グリーン券売場の券売機(Suicaカードをセンサーで読み取るタイプ)にiPhoneを置いて購入しようとしたのだが、あえなく「対象外」の表示が出てしまった。
その場ですかさずネット検索してみたところ、iPhone用のSuicaアプリから購入できるらしい。
早速、Suicaアプリを起動してグリーン券購入を選択、発駅と着駅を入力して、最後にWalletに登録したクレジットカードで決済した。
ただ、Walletには2枚、クレジットカードを登録しているのだが、どちらで購入したのかがよくわからない。
どこかで確認できると思うのだが、見落としだろうか。
※モバイルSuicaの公式サイトにログインして購入履歴を確認したところ、Suicaと連携させているVIEWカードから引き落とされていたようだ。設定されているメインカードで決済ということではないようだ。
Suicaカードでグリーン券を購入するときは、Suicaのチャージ分からグリーン券の購入金額に当てられるのだが、iPhoneの場合はそういう挙動ではない。
ただ、駅のホーム上であろうとどこであろうと、パパッと操作して1分もかからずに購入できるのは素晴らしい。
JRのグリーン券は乗車前と乗車後とで購入金額が変わるという呆れた仕様なのだが、iPhoneを使えば車両に乗ってから購入しても乗車前の割安の料金で購入できると思われる(まだ試してないが、乗車中かどうかを判断することはないと思うので、問題なくできそうだ)。
座席に座ってからは、Suicaカードと同じように、iPhoneを天井のセンサーにタッチして、グリーン券購入済みのグリーンのランプを点灯させることになる。
購入時にちょっと戸惑ったが、使い勝手はSuicaカードよりも良さそうだ。
参考サイト
Apple PayおよびSuica利用については、このあたりのサイトが参考になるだろう。
iPhone 7で「Suica」や「Apple Pay」をうまく使う方法 - 日経トレンディネット