Macでブルーレイ/DVDをリッピングしてMKVで保存する【最終版】
2015/12/12
前回の記事から約半年ぶりの更新です。
いろいろ忙しかったので...
ブルーレイ、DVDのリッピングですが最終解が見つかりました。
リッピングから圧縮、視聴まで必要なのは次の3点です。
※左からMakeMKV、HandBrake、MPlayerX。すべてフリーウェアです。
手順は以下の通り。
1)MakeMKVでブルーレイディスク、DVDからリッピング
不要な字幕、音声は削除します。出来上がったファイルは「.mkv」ファイルになります。
2)HandBrakeで上記のMKVファイルを再圧縮します
(1)で作成されたMKVファイルはサイズが大きいのでHandBrakeで圧縮をかけます。
HandBrakeの設定は以下の通りです。
・Format: MKV
・Video Quality: Constant Quality
→ブルーレイの場合はRF値を「22」に。
→DVDの場合はRF値を「20」に。
・Audio: 必要なトラックをすべて選択します
・Subtitle: 必要な字幕をすべて選択します
これで生成されたファイルが最終完成ファイルになります。
MakeMKVで生成したMKVファイルよりもかなりサイズは小さくなります。
映画だとだいたい6GB以下には抑えられます。
もっとサイズを小さくしたい場合はRF値の数字を大きくします。
設定値の目安は下記ページも参照してください。
Comparing x264 “RF” settings in Handbrake (examples) - mattgadient.com
コンスタントクオリティ - HandBrake Wiki*
3)視聴はMPlayerXを使いましょう
MKVが再生できて、字幕や音声の選択が可能なアプリケーションなら何でもOKです。
個人的にはMPlayerXが一番手軽かな、と。
MKVファイルを開いたらMPlayerXのメニューから音声、字幕を選択します。
視聴はMacだけでなく、iPadやiPhoneでも可能です。
(ファイルサイズが大きいのが難点ですが)
字幕の表示に癖がありますが、VLC for iOS(無料)あたりが良いのではないかと思います。
iPadでいつも使っている動画再生アプリ「AVPlayer」もMKV対応しているのですが、なぜか音声、字幕の選択がうまくいきません。どなたか原因が分かる方がいれば、ご教示いただけるとうれしいです。。
というわけで以上がリッピングの流れになります。
HuluやiTunes Storeで観るのも手軽でいいのですが、なんといってもいまはTSUTAYAでDVD、ブルーレイともに旧作100円ですからね。
好きな作品を保存しておいて、いつでも好きなときに観れるのはいいもんです。
まだ当分の間は保存用のHDDを増設していく必要はありそうです。