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日々の雑感を徒然に

MacOSX El Capitanアプリ対応状況

      2015/12/03

 

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2015年10月23日更新(OS X 10.11.1 El Capitan対応)

MacOSX El Capitan出ましたね。ネットでは不具合も報告されているようですが、うちの環境では今のところ深刻な不具合は出ていません。とはいえ、やはり動かなくなったアプリケーションもあるので、代替手段など検討した情報を書き残しておこうと思います。

自宅のMacBook Pro 13" Retina 2015と、会社のiMac 27" Retina 2015の両方をアップデートしました。どちらも上書きアップデートです。

MacBookの方はインストールのタイミングで、なぜか急にネット接続が不調になりOSダウンロードに2時間ほどかかりましたが、インストール自体は30分〜1時間ぐらいで終了しました。以前使っていたiMacから環境をコピーしてそのまま使っているので、そろそろクリーンインストールしたいところです他が、手っ取り早くアップデートしたかったので上書きインストールで実行。都合2年ぐらい引き継いでいる環境なので、そろそろ綺麗にしないとダメかも。

iMacの方は7月に配布されたマシンなので、まだまだ綺麗なのか1時間ぐらいで全行程が終了しました。

とりあえずいろいろ突っ込んでいるアプリの動作状況について書いておきます。

MenuMeters ×非対応

インストール後、メニューバーから消えてしまいました。MacへのIN/OUTのスループットとCPU利用率の表示ができるので重宝していたのですが、公式サイトでEl Capitanには非対応とアナウンスされています。Appleのポリシー変更(SIP/下記XtraFinderの項を参照)が理由のようです。ポリシーがまた変わらない限り、対応は不可能のようですが、過去に再変更があったケースもあるので、望みは捨てずにいましょう。

<追記>SIPをオフにしてみました。システム環境設定のMenuMetersで機能をオンにしようとすると「サードパーティ製のメニューエクストラを利用するにはマニュアルをご覧ください。」と表示され、利用できないようです。

Raging Menace - MenuMeters

XtraFinder ×非対応

ログイン時に起動するように設定してあったのですが、起動しなくなってしましました。公式サイトではアナウンスはありませんが、MenuMetersと同じくAppleのポリシー変更が理由のようです。下記ページで対応方法が記載されていますが、SIP(System Integrity Protection)というルートへのアクセスを制限する新ポリシーが原因のようですね。

Mac OS X 10.11 El CapitanでXtraFinderを使う方法

このSIPをオフにすればXtraFinderが使えるようになるそうです。ただ常時オフにしておく必要があるのでセキュリティ上のリスクはあるかも。MenuMetersもこれで復活できそうなので、試してみようかなあ。。もともとオフの状態だったものなので、問題ないような気もしますが。Appleも最初は少し厳しめにしてリリースしていると思うので、今後、何かしらの緩和策は出てくるかもしれません。

XtraFinderはFinderのカラム表示時に長いフォルダーネームが全表示されるようにカラム幅を自動で調整してくれたり、旧方式でのカラータグ付け(ファイル名、フォルダー名全体に色付けしてくれます。現在の末尾に丸いアイコンが付く方式は分かりづらい!)をしてくれたりと、かなり便利に使っていたので、なんとか復活させたいところです。

<追記> 上記のサイトを参考にSIPを無効化してXtraFinderを使えるようにしました。旧方式のカラータグは復活しましたが、期待していたカラム幅の自動調整機能は動かないようです。

XtraFinder adds Tabs and features to Mac Finder.

FreeMemory ○対応

メモリ使用状況とメモリ解放をしてくれるアプリ。メニューバー常駐型です。とりあえず問題なく動いているようです。有料アプリで購入したのですが、すでに配信は終了していて、同じような代替アプリが配信されているようです。

Memory Monitor - Speed up your system with a simple click on the Mac App Store

以前、メモリの少ないマシンを使っていた時には割と利用していたのですが、今は自宅も会社もメモリを16GB積んでいるので、使用頻度は激減しています。以前の環境を引き継いだので入っているだけ、という状態。動かなくても他に似たアプリはいろいろあるので、特に問題はなさそう。

Rocky Sand Studio - Handmade Apps for Mac OS X ※FreeMemoryの情報はなし

AccessMenuBarApps ○対応

MacBookでディスプレイを低解像度にしていると、メニューバーの項目が多すぎて見えなくなることがありますが、そういう場合に一時的にアプリケーションメニューを隠してくれるアプリです。詳しくはこちらを参照。メニューバー常駐型ですが、問題なく動いています。

AccessMenuBarApps

MailPlane ○対応

Gmail用メールクライアント。開発元のサイトでは特にEl Capitan対応の表記はありませんが、FAQで「問題なく動くよ!」という記載がありました。

Mailplane - Gmail for Mac

Jedit X ○対応

コーディングは未だにこれを使ってます。いろいろ他のエディタも試してみてはいるのですが。。公式サイトでも正式対応と記載されています。

Jedit X Rev.2 | Artman 21

Soulver ○対応

計算機以上、Excel未満な計算に重宝する計算アプリ。iOSアプリも出ていてiCLOUD連携可能。結構、便利です。v2.5.3で正式対応。

Soulver | Acqualia

Transmit 対応

FTPクライアント。公式サイトではアナウンスがないのですが、今のところ問題なく動いてます。最終アップデートが2014/9/19なので、もう1年経つんだなあ。まあ、そんなにアップデートが必要な類のアプリではありませんが。

Panic - Transmit - The ultimate Mac OS X FTP + SFTP + S3 app

Simple Comic ○対応

PDFや連番画像のZIP、RARファイル閲覧用のアプリケーションです。ドネーションウェア。公式サイトからはダウンロードできなくなっているようなので、「simple comic mac」で検索して適当な配布サイトからダウンロードしましょう。軽くて便利なソフトです。左右いずれの開きにも対応。単ページ、見開きの切り替えや任意のページをアイコン化できるなど、PDF/ZIP圧縮画像ビューアーとしては、これが一番使い易いです。

Dancing Tortoise | Simple Comic ※こちらからはダウンロードができません。

Office 2016 △対応

僕が使ってるのはパッケージ版ではなく、Office 365版になります。El Capitanにアップデート当初は前バージョンを使っていて特に問題がなかったのですが、先日リリースされたOffice 2016に切り替えたとたん、画面表示がおかしくなるなどの不具合が発生してしまいました(主にExcelを使ってます)。2015/10/23リリースのOS X 10.11.1でOffice 2016の不具合が解消するようなので、様子を見てみようと思います。

その他のアプリケーション

著名アプリはさすがに準備万端だったのか、今のところ特に不具合はありませんね。使っているうちに不具合が発覚するかもですが、普段使いのその他のアプリについて現在の状況を記載しておきます。

・Adobe Photoshop CC 2015 ○問題なし
・Adobe Illustrator CC 2015 ○問題なし
・DropBox ○問題なし
・Transmit △?異常終了することがあった(今は安定)
・JEdit ○問題なし
・MPlayerX ○問題なし
・Twitter ○問題なし
・iExplorer ○問題なし
・MakeMKV ○問題なし
・HandBrake ○問題なし
・QuickTime 7 Pro ○問題なし
・Flip4Mac STUDIO ○問題なし

また気づいたことがあればアップデートしようと思います。

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