MacOSX Lionにアップデートしてみた その2
2015/03/03
前回からの続きで、Lion OSの全体的な使用感など書こうと思ってたら、突然アプリが起動できなくなるトラブルが発生orz...
ディスクユーティリティを使ってみると修正箇所がやたらと出てくるのでそのせいかな。。。いろいろ試したものの、どうにもならなさそうなのでバックアップしておいたSnow LeopardをカーボンコピーしてLionを再インストールすることに。よかった、バックアップとっておいて。
クリーンインストールの方がいいのは分かってるのだけど、システムをゆっくり再構築する時間もないので、取りあえず上書きインストール中です。
ところで起動ディスクをディスクユーティリティで修復しようとすると、今まではOSのDVD-ROMから起動しなきゃいけなかったんだけど、Lionだとoptionキー押しながら再起動すると「Recovery HD」というパーティションが現れて、こいつから起動することでDVD-ROM起動の場合と同じようなことができるようになりましたね。これは便利。メディアがないLionならではのソリューションですね。よく考えてあるなあ。
再インストールの話は置いておいて、新OS LionとiCloud(とiOS5)をしばらく使ってみた印象ですが、全体的な動作はちょっと遅くなった気がする。いままでのアップデートでは前と同じ水準か、逆に速くなることの方が多かった印象があるので、ちょっと残念なところ。メモリは8GB積んでるけど、もうこれじゃ足らないのかも。
噂のホイールのスクロール方向が逆になっている件ですが、この際、新しい方に慣れてしまおうと考えて、やっと馴染んできました。しかし、これってMagic Mouse利用前提の変更ですね。マウスの表面をパッドに見たてると(あるいはiPhoneのスクリーン的なものに見たてると)、確かにこれが正しい気がします。マウスはもう何年もホイール式のMicrosoftマウス(ノート用。手が小さいんで。。)なんですが、乗り換えた方がいいのかな。。。
しかし、いったん馴染んでしまうと、他のマシンを使う時が辛い!
あとキーボードのカーソルで上下スクロールさせることも多いんだけど、こっちは相変わらず前のまま。これもホイールの様式に合わせないとおかしいんじゃなかろうか。逆を押しちまうよ。。まあ、細かい点なのでいいんだけど。
使い勝手が良くなったなと思うのは、QuickLook。前はFinderから他のアプリに移るとQuickLookのウィンドウが閉じちゃってたのが、開いたままになるようになった。Excelとかパワポの資料を見ながら他のアプリを操作するケースって、よくあるんだけど、そういう時に便利になりましたね。
それとLionからPPCアプリが使えなくなったけど、自分の場合、それほど困った状況にはなってません。あ、そういえばVisualHubが使えなくなったな。。。いや、起動はするんだけど、なぜかレジストしろって言われてしまう。。で、レジスト済みのコード入れるんだけど、うまくいかん。。Lion用のパッチが出てるけど、それで当ててもダメ。これが一番痛いかも。あとXmarksが動かなくなったな。これも痛いといえば痛い。まあ、Galaxy S IIで必要なだけだから、それほどでもないか。
LaunchPadとかMissionControlとか、他にも目に見えて変わったものもあるけど、そのあたりはまだあんまり恩恵を感じてないですね。アプリの全画面化なんかもそれほど必要ないかも。メイン環境が27インチx2モニタなせいもあるのかもですね。MacBook Airとか買うと使うこともあるのかな。
その他にも細かい挙動については不具合もいろいろあるみたいだけど、そのうち解消されるでしょう。気長に待ちます。
とにかく今回のLionアップデートの主役はやっぱiCloudですね。GmailなどGoogle系のサービスでも感じてた「どのマシンでも同じ環境をすぐにセットアップできる便利さ」がついにMacにもやってきたという感じです。
また、気付いたことがあれば、書いてみようと思います。