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日々の雑感を徒然に

MacでWindows Media Videoを観るなら古い方のMPlayerを使おう

      2015/03/03

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Macの定番ムービープレイヤーと言えば、QuickTime Playerだけど、実際に再生に使う頻度で言うとダントツで MPlayerを使うことが多い。QuickTime Playerとの一番の違いはキーボードのカーソルキーで早送り、巻き戻しができる点。

左右のカーソルで10秒、上下のカーソルキーで1分の早送り、巻き戻しができる。QuickTime Playerだとカーソルでウィンドウのタイムラインをクリックしなきゃダメで、それが結構面倒くさい。 MPlayerの場合、動作も速いのでバババババッと先に進めたり、戻したりが簡単にできる。

で、そんな便利なMPlayerだけど、オープンソースということで、いくつかバリエーションが存在する。いま一番ポピュラーなのはMac App Storeにも並んでる MPlayerX だと思うけど、残念なことに一部のWMVファイルがうまく再生されないことがある。そんな時に重宝するのが、PowerPC時代からあったMPlayer OSXの亜種「 MPlayer OSX Extended 」だ。なぜだか分からないけど、MPlayerXでうまく再生できないWMVファイルがこれだと綺麗に再生できる。注意しなきゃいけないのは、MPlayer OSX Extendedのうち、Revision 13を使わないとダメな点。最新版はRevision 14なんだけど、なぜかそっちではMPlayerXと同じ症状が出て、WMVが再生できない。コーデックの問題なのかと思ったけど、そういうわけでも無さそう。

あ、ちなみにそういうファイルでも QuickTime Player だとちゃんと再生できます。なので、まったく観れないというわけではないです。キーボード操作ができないだけで。

というわけで、Macでのムービー再生は、メインが MPlayer X、サブで MPlayer OSX Extended Rev13 と QuickTime Player というのがうちのプレイヤー環境なんだけど(QuickTimeを使うのはMPlayerに無い「ループ再生」があるため。よく気に入ったPVを深夜エンドレスで流したりするので。。。)、なぜかLionにアップグレードしてから MPlayer OSX Extended Rev13 が起動しなくなってしまった。。。

しばらくはほっといたんだけど、やっぱりQuickTime Playerは面倒くさい!といろいろいじっていたら、なぜかMPlayer OSX Extended Rev14を再ダウンロードして再生テストしてみた後(LionでもくだんのWMVファイルはやっぱり正常再生不可でした)、Rev13を立ち上げてみたら、あっさり起動。問題のWMVもちゃんと観れました。

何が原因だったのか分からないけど、まあ、観れるようになったし、いいか。

長々と書きましたが、Lion再インストールしたときに、またこの手順を忘れて悩みそうなので備忘的に。

もしうまく再生できないWMVファイルにぶつかったらぜひお試しを。Rev13のダウンロードはここでできます。

Mplayerosx - PastVersions - Redmine

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