ソフトバンクのテザリング月間上限7GBについて考えてみた

2012/12/16 2016/01/13

昨日からスタートしたソフトバンクのテザリングですが、月間の上限が7GBという制限があります。これを超えると大幅な速度制限が適用されてしまうようです。

一応、超えることはないだろうという予想なのですが、もう一度、計算し直してみました。

まず11月のiPhoneのパケット使用量をMy SoftBankで確認してみます。

PCダイレクト　10759732 Pkt（1313MB／約1.3GB）
PCダイレクト（LTE）　6666802 Pkt（813MB）
合計　17426534 Pkt（2127MB／約2.1GB）

となっています。PCダイレクトというのは分かりにくいですが、要はウェブブラウズやメールの送受信で使用されるパケットのことのようです。ガラケーでPCブラウザと携帯向けのサービスとでパケットを区別するための用語のようですが、iPhoneの場合は全部、PCダイレクトになるというわけですね。

通常の3GがLTEに比べて1.5倍ぐらいの通信料になってますが、LTEもなかなか多いなあという印象です。普段自分のいる場所にLTEエリアが多いということもあると思います。

7GBの上限には約5GBほど余裕があるので、iPhoneの使用に限れば、そう簡単には上限は超えそうにないです。ただ、これにMacBook Airが加わった場合に危険そうなのが、

DropboxやGoogle Driveの同期（デスクトップでの直近の作業ファイルは全部同期してるので）
Huluなど動画サービスを観てしまう（出先で観ることはほぼ無いのであまり心配はしていませんが）

といったあたりでしょうか。自宅や仕事場にはWiFiがあるので問題ありませんが、問題は会社にいる時。

私有物のパソコンなどは社内のネットワーク（WiFi）には接続できないので、会社にいる間は必然的にテザリングを使うことになります。

現在はiPad 3（3G）をもっぱら使っているのですが、今後はこれがMacBook Airに置き換わると考えられるので、ここから推測してみます。同じく11月のパケット使用量をMy SoftBankで確認してみると、

iPad通信量　13517257 Pkt（1650MB／約1.6GB）

でした。これはもっぱらウェブとメールの使用量ですね。上記のiPhone 5での使用量と併せると約3.7GBとなります。これにオンラインストレージの同期やFTPでのダウンロード／アップロードなどの通信量が加わるわけですが、会社や完全な出先でゴリゴリ大きなファイルを作成することはちょっと考えづらいので、まあ何とか制限内に収まりそうな気はします。

7GB上限を超えてしまった場合も2625円払えば2GB分、上限に追加できるようです。最悪、WiMAXの月額分ぐらいを払えばOKという感覚でしょうか。

とりあえずセコセコ使うのは性に合わないので、あまり上限を意識せずに使ってみたいと思います。