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日々の雑感を徒然に

WiMAXのトライアルに申し込んでみた

      2016/06/05

try-wimax

スマホのデータ転送量が増えてきたのが検討のきっかけ

UQコミュニケーションズが提供している「Try WiMAX」というWiMAXのお試しサービスに申し込んでみた。

WiMAX対応のモバイルルーターとWiMAXの接続サービスを15日間無料で利用できるという内容なのだが、思いの外、いい感じなので本契約してしまおうかと思い始めている。

WiMAXについては、数年前に申し込み寸前まで行ったのだが、結局、同時期にiPhoneテザリングが始まってしまったので、それっきりになってしまっていた。

当時は出先でMacBookを使うためという用途で検討していたので、iPhoneでテザリングができるのであれば、モバイルルーターは不要だったのだ。

今回は、その時とはちょっと事情が違っていて、もっぱら「データ転送量」が主な検討理由である。

要はスマホのデータ転送量が足りなくなってきたが、キャリア(僕の場合はソフトバンク)の割高な追加容量は申し込みたくないので、割安(そうに見える)なWiMAXを検討してみようということだ。

実質月間30GBの「ギガ放題」だが制限は緩そう

検討しているプランは「UQ Flatツープラス ギガ放題」というプランである。

2年契約で月額4880円だがおトク割という割引が適用されるので、実質月額4380円になる。

「ギガ放題」となんだか使い放題的な名称がついているが「3日間で3GBを超える利用の場合、速度制限がかかる」ということだ。

なので、実質月間30GBまでということになりそうだが、いろいろ伝え聞くところによると、ちょっと超えるぐらいではめちゃくちゃに遅くなることはないらしい。

速度制限がかかっても、動画サービスは見ることができるレベルというから、あまり制限という感じではないかもしれない。

このあたりは最初のWiMAXの時に固定回線代わりに使いまくるユーザーがいたことから、あらかじめ予防線を張っているのだと思う。

この先も同じように使えるかどうか分からないというのは不安要素ではあるが、それでもGBあたりの料金はキャリアや格安SIM業者と比べても割安なので、そこに納得できれば問題はないだろう。

モバイルルーターは小さくて薄く軽い

トライアルでは、利用端末が選べるようになっていたので、「WX02クレードル付き」という端末を申し込んだ。昨年秋に出た最新の端末だ。

トライアルの申し込みが混み合っていると、旧端末しか選択できないことがあるようだ。僕も最初に申し込んだ時は最新端末がすべて貸し出し中になっていたのだけど、数日待って再度申し込み直したら、その時はWX02の在庫があった。

W02というAUの4G回線が使える端末もあるのだが、今回の目的では不要なので選択しなかった。

端末自体はすごく小さくて薄い。むかしのiPhone 4Sがさらに長さが短くなったような感じで、厚みは2/3ぐらいの薄さだ。重さも約95gと軽い。

外出時はシャツの胸ポケットに入れていたが、重さでポケットが下がってしまうようなこともない。ただ連続使用していると、そこそこ熱くなる。だいたい使い捨てカイロぐらいの熱さなので、これからの時期は、肌に触れるようなポケットに入れていると、ちょっと辛いかもしれない。

バッテリーの持ちはレンタル端末で新品ではないと思うので正直なんとも言えないが、通勤時の1時間半で使いまくって30%弱ぐらいバッテリーが減っていた。公称10〜12時間ということだが、エコモードとかBluetoothを使えば、近い数字はいけるかもしれない。

ただAndroidと同じマイクロUSB端子で充電(5V/1A)なので、バッテリーの保ちが心配であれば、モバイルバッテリーをつないで利用可能時間を延ばすこともできそうだ。

セットアップも特に迷うことなく、付属の説明書を見ながら、数分でネットにつなぐことができた。

(ちなみにPC無しでiPhoneだけでセットアップできた)

繋がりやすさは「まずます」

とりあえず自宅から職場、その他、都心の移動で数日間使ってみたが、おおむね満足できる繋がりやすさだと思う。

iPhone 6S Plusと一緒に使っていたのだが、WiMAXの電波の強さは端末のディスプレイを見るか、専用アプリを起動しないと分からないので、ちょっとそこが使いづらいなと思った。

iPhoneを操作していてなかなかネットに繋がらないなあ、と思って専用アプリを確認したら電波が弱い場所だった、というようなことが割と頻繁にある。

とはいえ、ストレスに感じるほどかというと、それほどでもない。

エリア内でも少し場所がずれると電波の強度が結構変わるような印象だ。歩きながらネット接続の多いゲームをしていると、エリア内でも、つっかえることがたまにある。

建物の中はやはり電波が弱くなるようだが、程度は場所によってまちまちのようだ。

また、WiMAX2+は高層階でも電波が入りやすくなったということだが、職場(20階以上)で試したところ、電波は弱まるものの接続はできた。

もっともこれはWiMAX2+で受信感度が改善されたからなのか、建物が対策を行っているのか、どちらなのか分からないので、一概にWiMAX2+は高層階に強くなったとは言えないかもしれない。

電車の中については、地上を走るJR線であれば、ほぼ問題なくつながる印象だ。試しにストリーミングでHuluを視聴してみたが遅延なく見ることができた(ある程度キャッシュも効いていると思われる)。

地下鉄については、駅構内は対応をしているところが多いようだが、走行中はダメだった。

キャリアのデータ転送量を絞ってWiMAXを契約するのもありだと思う

以上、約1週間ほど使ってみたレビューというかインプレッションである。

ルーターが小さいので外出時は、必ずポケットに入れて持ち歩くようにしていたのだが、マイソフトバンクでデータ量を確認してみると、キャリアの回線では、まったく通信していない状況だった。

つまり、僕の通常の移動範囲だと、ほぼWiMAX回線でデータ通信がまかなえていたことになる。

僕の場合、ソフトバンクの家族データシェアで契約していて、データ定額を現在の10GB以下に下げることができないので、料金削減の効果は薄いが、ひとりで契約している場合はキャリアのデータ量を減らして、WiMAXを利用するのもありだと思う。

とはいえ基本的には「たくさん使いたいけど料金を抑えたい」という使い方になるので、そういう人にしかおすすめはできない。

そもそもスマホの料金を減らしたいのであれば、安いAndroid端末と格安SIMを選んで、外では通信を最小限にするのが正解だろう。

今回、トライアルで試してみて「WiMAX結構いいじゃん!」と感じた。

がっつりモバイル通信ををしたい人は一度、WiMAX2+を検討してみてはどうだろうか。

追記2016.06.05

いろいろ悩んだあげく、結局、WiMAX2+を申し込んでしまった。

もちろんギガ放題。

先月も3回速度制限解除してしまったので、まあトータルのコスパはよくなると思う。

もちろん利用を控えるという選択肢もあったんだが、

積極的に使う方に賭けてみた。

元取れるぐらい使いたおさないと。

それにしても2年縛りっつーのは、長いなあ。。

 

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