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日々の雑感を徒然に

ワイヤレスヘッドホン「AKG Y45BT」がかなりいい感じ

   

ショップで一目惚れして購入

少し前に近所のApple Storeに行った時に見つけたワイヤレスヘッドホン。

全体的に小ぶりなところとデザインが気に入って購入。

まあ、実際にはAmazonで買ったのだが、、、すまんApple Store。。

ワイヤレスヘッドフォンについては、本当はAirPods待ちだったのだけど、いまだに「6週待ち」とかなので、さすがに待っていられない。

他に何か良さそうなものないかなあ。。と物色している時にタイミングよく出くわしたのがこのヘッドフォンだ。

上の写真だとサイズ感がいまいちわからないと思うので、公式サイトの写真を引っ張って来てみた。

Y45BT | ポータブルヘッドホン | AKG by HARMAN

小ぶりなイヤーパッドで音漏れは多少あり

見ての通り、耳をすっぽり覆うのではなく耳穴を押さえるようなサイズのイヤーパッドである。

主に通勤時に使うつもりだったので、音漏れの程度が気になったのだが、購入前にネットで検索したところ、音漏れが気になるという評価は見あたらなかった。

購入後、実際に聴いてみた感じだと、音量を上げればそれなりに音は漏れるようだ。

まあ、外で使うぶんには大丈夫だろう、多分。

装着した時の圧は割ときつめではないかと思う。

人によっては長時間つけていると耳が痛くなるかもしれない。

自分の場合は長くて1〜2時間ぐらいの装着なので、痛みを感じることはほとんどない。

サイズの調節は下の写真のようにイヤーカップのすぐ上が伸び縮みするようになっている。

上のモデルさんの写真だと伸ばさない状態で装着しているが、自分の場合、2/3ぐらい引き出さないとフィットせず。。

外人さんって頭小さいな。。

音質はまずまず。Bluetooth接続も問題なし

Bluetoothヘッドフォンは以前、安いインイヤータイプのもの(QCY QY8)を購入したことがあるのだが、首の周りにまとわりつくワイヤーがうっとおしくて使わなくなってしまった。

この「QCY QY8」はAmazonでも割と高評価なのだが、サイズがかなり大きく着けていてちょっと恥ずかしい(質感も安っぽい)のと、盛大なノイズに見舞われることが多く、正直おすすめするのには抵抗がある。

まあ、2000円台と激安なので仕方のないところではあるが。。

 

AKG Y45BTに話を戻すと、こちらもBluetooth接続だが、今のところノイズや断線に悩まされたことはない。

同じBluetoothでもやはり製品によって随分違うのだな、という印象だ。

音質に関していえば、個人的には全く問題ない。

iPhoneなどの音源と接続した時のヒスノイズが大きいという評価があるようだが、むしろ接続していることが分かるので良いのではないかと思う。

音にうるさい人であれば、実売1万円台前半のクオリティと思った方が良いと思う。

それよりも買ってよかったと思うのは、気軽に使えるサイズ感の方だ。

やはり有線のヘッドフォンだと、端末と接続したり絡まったケーブルを伸ばしたりと煩わしさがあるが、ワイヤレスだと出がけにパッと掴んで出て頭にかけるだけなので、相当にカジュアルな使い方ができる。

イヤーパッドも小さいので、外に持ち出しても大型ヘッドフォンのような大袈裟な感じもしない。

おかげで通勤時によく音楽を聴くようになった。

デザインを損なわないシンプルな操作系

操作については右耳側の側面にボタン類がまとまっているのだが、音量+-と再生/停止ボタン、電源ボタンの4つだけとシンプルだ。

再生/停止ボタンはダブルクリック、トリプルクリックでそれぞれ1曲送り/戻しと、iPhoneのヘッドフォンのリモコンと同じ操作系になっている。

再生/停止ボタンにはポッチリが付いているので、慣れれば耳に手を伸ばしてさっと操作できるようになる。1、2日あれば慣れるだろう。

電源ボタンはペアリングボタンも兼ねている。

長押しの必要はなく、押せばオン/オフが切り替わる。

この「長押し不要」という操作も意外にポイントだったりする。

オフになると赤いランプが少しの間点灯して消える。

オンにした時(ペアリング時)は青いランプが点灯する。

複数端末との接続切り替えも可能で、iPhone、iPad、Macと切り替えて使っているが、この場合は端末の設定画面(Bluetooth設定)で「接続」を選ぶ必要があるようだ。

3時間充電で8時間再生と十分なバッテリー容量

充電は左耳側のイヤーカップに「USB micro B」端子を接続して行う。

いわゆるAndroid端末などで多く採用されている端子だ。ケーブルも付属しているが、手持ちのケーブルがあれば問題なく使えると思う。

バッテリー持続時間は公称では3時間で8時間充電となっている。

1日に1回は自宅かオフィスで充電するので、実際どれくらいバッテリーが保つのかは試していないが、普通に使う分には特に問題のない容量ではないかと思う。

ちなみにiPhoneに接続すると、画面上部にヘッドフォンのアイコンが表示されて、バッテリー状態も確認することができる。

なお、充電用のUSB端子の隣にはミニプラグの穴があって、Bluetoothのバッテリー切れの時にケーブルをつないでワイヤードで音楽を聴くこともできるらしい。

まだ試したことはないが、まあ安心感はあるかもしれない。

(バッテリー切れの時の安心感というよりは音質が向上するということかもしれないが)

オンイヤータイプのヘッドフォンとしてはかなりコンパクトか

使わないときはこんな感じで折りたたむことができる。かなりコンパクトになるので、コートのポケットにも入る。

比較のためにiPhone 5Sを並べてみたが、わかりにくいかな。。

このほかに円形の専用ポーチも付属していたのだが、こちらは使っていない。

そのままむき出しでカバンに放り込んだりしているが、無理なチカラが加わったりしない限り大丈夫だと思う。

イヤーパッドが痛む可能性はあるが、これは公式の直販サイトで1500円(送料無料)で販売されている。

なかなか良心的な価格だと思うがどうだろうか。

世界的なオーディオブランドということで所有欲も満たされる

メーカーである「AKG」は音楽制作の現場などハイエンドなリファレンス・オーディオのジャンルで著名なブランドで、JBLなどのオーディオブランドを抱えるハーマン・インターナショナルの傘下に入っている。

ハーマン・インターナショナルといえば、昨年末にサムスン電子に買収されたニュースが話題になったが、Appleと競り合っているサムスンだけに、Appleのbeats買収にならった形なのかもしれない。

それだけブランドイメージの高いメーカーなので、1万円ちょっとの低価格製品とはいえ、所有欲を満たしてくれるのも嬉しいところだ。

個人的にはいまのところ「手放しで絶賛!」という感じである。

1万円ちょっとで購入できる価格も手頃だ。

カジュアルなワイヤレスヘッドフォンを検討している方には、コストパフォーマンスの高い製品としてオススメしたい。

耐久性など気づきがあれば、また追記しようと思う。

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