「死霊のはらわた リターンズ」感想
月日が経ったのを実感した...
※ネタバレは無しです。
日曜日の深夜になって、Huluで「死霊のはらわた リターンズ」が始まったことに気がついて、見始めた。
以前、ニュースで見ていたので「お、はじまったのか」という感じ。
正直に言うと、それほど楽しみにしていたわけではないのだ。
オリジナルの「死霊のはらわた」はリアルタイムで観ていて、かなりのインパクトだったのでけど、それから数十年経って、その後日譚を観たいかというと、そうでもない。
とりあえず観終わった感想はというと「まずまず」といったところか。
監督はサム・ライミ自ら担当しているようだ。
誰か他の人間に任せればいいのにと思うが、やはり思い入れがあるんだろうか。
演出はそういうわけで、「あー、死霊のはらわただねー」という感じで安定感がある。
ただ、主人公のアッシュがトレーラー暮らしの家電量販店の店員という設定が、ちょっと違和感があった。
ドラマの中では、さえない店員を演じているのだけど、設定はもう少しいい感じの現状でも良かったんじゃ無いかと思った。
なんというか、さえない中年になったアッシュがちょっと痛々しく感じてしまうのだ。
別に成功者として描いてくれとまでは言わないけれど、観ていてつらいなあと思うところはある。
ストーリーは、あの郊外の一軒家での事件から30年後に、再びアッシュのもとに悪霊が現れる、という話なのだが、いったいどういうまとめ方をするんだろうなあ、という興味は湧く。
アッシュを演じるブルース・キャンベル以外のメインキャストは全体的に地味目な感じなんだけど、鈴木紗理奈似のデイナ・デロレンゾがちょっと印象に残った。
(すごいハスキーボイスで、この点は好み)
とりあえず、まだ第1話なので、面白い、面白く無いは判断が難しい。
続きは見るつもりだけど、面白かったからというよりは、死霊のはらわたの続編テレビドラマだからかもしれない。
ブルース・キャンベルのオヤジ化ネタが多くて、少々萎えるところはあるんだが。。
あと、サム・ライミってドSなんだろうな、と思った。
観ていて、また書きたくなったら、取り上げようと思う。