「キングコング: 髑髏島の巨神」を観る
惜しみなく暴れまわる巨大生物に興奮
※ネタバレなし。
前評判の高い「キングコング: 髑髏島の巨神」を観てきた。
「怪獣まみれ」という話も聞いていたが、それほどいろんな怪獣が出てくるわけではなく、ちょっと肩透かしな感じもあったが、十分に楽しめた。
やはり怪獣映画は出し惜しみせず、ガンガンスクリーンで暴れまわってくれる方が楽しい。
CGとわかっていても最後の大乱戦のあたりは口あんぐりだった。
個人的には「怪獣の徘徊する島」ということで、ウルトラマンの「多々良島」の回を思い出してしまった。
このクオリティでレッドキングが暴れまわったらめちゃくちゃ興奮するだろうなあ、、とかそんなことをつらつらと考えながら観ていたのだった。
写真出典:怪獣紹介・初代レッドキング:ウルトラピンチ画像 ~苦しめ光の戦士よ~:So-netブログ
次回作はゴジラとコラボということだが、できればウルトラマンあたりと絡んでくれないものだろうか。
ちょっと無理があるか。
ウルトラマンの話が出てきたついでに言うと、今回のコングは島の守り神という設定である。
つまりウルトラマン同様、正義の味方ということになる。
勧善懲悪な映画は底が浅いと見る向きもあるが、観ている方としては、どちらを応援するのか分かりやすくていいな、と思う。特にこの手の映画ではそうだ。
主にコングをはじめとする巨大生物を楽しむ映画だが、もうひとつ見どころとしてはヒロイン役のブリー・ラーソンではないかと思う。
写真出典:ブリー・ラーソンが魅せた、SF大作『キングコング:髑髏島の巨神』での新たな挑戦。(5)|海外セレブ・ゴシップ|VOGUE JAPAN
映画の時代設定は1973年ということだが、ルックス的にも70年代風な感じで非常に魅力的だった。
出世作となった「ルーム ROOM」は未見だが、今度見てみよう。
今作では役柄がフォトジャーナリストで役名が「メイソン・ウィーバー」。
シガニー・ウィーバーを連想してしまうが、そういえばルックスとか雰囲気も似ているような。。
エイリアンの続編を撮ることになったら、ぜひ出演してもらいたいものだ。
こちらの記事によれば、ゲームヲタの素養もあるようなので、意外とOKしてもらえそうである。
出演者ではもう一人、サミュエル・L・ジャクソンがいい味を出していてよかった。
写真出典:映画『キングコング:髑髏島の巨神』サミュエル・L・ジャクソンにインタビュー:「出演を断るわけがない、だってキングコングだぜ!」|ギズモード・ジャパン
この人、なんかモンスター映画でよく見るような気がするけど、作品の質を問わず、頼まれればなんでも二つ返事で出てくれそうなところが好印象だ。
早速、日本版のウィキペディアには詳細情報が記載されているようなので、観終わったら、そこから色々ネットの記事をたどるのも面白いと思う。
ネタバレがあるので、くれぐれも鑑賞後で。
2D/字幕で観たけれど、爆音だともっと迫力があったかも。
子どもの頃、特撮映画やテレビ番組に心躍らせた経験がある人ならもれなく楽しめる映画だろう。
大きなスクリーンで観る方が映える作品ので、ぜひ映画館に観に行ってもらいたい。
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