ロースカツカレー520円!西新橋「花一」
腹一杯食べたい時にいくボリューム満点カツカレー
日比谷通りから少し路地に入ったところにある西新橋のカレー店である。
いまの会社に転職してすぐ見つけて定期的に通っているお店だ。
この場所は4年ほど前はインドカレー屋だったようである。その跡地にまたカレー店ができたということになる。
ここの売りは何といっても「ロースカツカレーが520円!」という圧倒的なコストパフォーマンスだ。
しかもデフォルトでも結構な量があるのだが、「大盛り」「ダブル大盛り」「トリプル大盛り」まで選ぶことができる。トリプルだとライス750g、ルー700gとほぼ1.5kgというボリュームだ。
僕は大盛りまでしか頼んだことがないが(ライス450g、ルー350g)、これでも相当な破壊力である。
他には牛すじカレーとか野菜カレーなどがある。メニューはこんな感じ。
で、お味の方だが、正直言って可もなく不可もなくである。
スパイシーな味だが、それほど辛くはない。
ルー自体はノーマルと牛すじの2種類なのかな?しかしそれほど味に違いは無いように思える。
個人的にはあまり好みではない「シャビシャビ系」に近く、うまい!とは言い切れないのだが、実は載っているカツの方が美味しい。
なんというか、薄いロース肉なんだが味付けがしっかりしているというか。自分で作るとんかつにちょっと似ているかもしれない。
注文してから揚げているようなので、それが美味しさの理由かもしれない。
店内はカウンターのみで10席ぐらいだろうか。
お昼時は並ぶが回転が速いのでそれほど待つことはないと思う。
福神漬けの容器がテーブルに置いてあって、自分で入れるようになっている。水もセルフだ。
店内は中年男性と中年女性の二人で切り盛りしている。
おそらく夫婦なんじゃないかと思うが、どうだろう。
Green Day カレー
それよりも気になるのが、このお店、BGMに、ずーーーーーっと、Green Dayが流れているのだ。
パンク系の音楽、ではなく、ずっとGreen Day。
blink-182とかGood Charlotteとか、同系統の音楽が流れることもなく、ずっとGreen Dayだ。
最初は「今日はたまたまGreen DayのCDばっかりなのかな?」とか思っていたが、その後、何回訪れても流れているのはGreen Day。
よほどファンなんだろうな。。。
まあ、気にするほどのことじゃないけど、Green Dayを聴くと、ここのご主人の顔が思い浮かぶようになってしまったよね。。
コツコツやるのが一番大事
たまに帰り道に店の前を通るが、いつも「完売御礼」の札が下がっている。おそらく夕方早い時間には終わってしまうんだろう。
いつも通るたびに「毎日何枚カツを揚げているんだろう?」と考えてしまう。
毎日ルーを仕込んで、カツを揚げての繰り返しなんだろうな、と思うと、飽きっぽい自分としては何となく頭がさがるような思いがする。
とても自分には真似できないなあ、などと思いながら、通り過ぎる店はここぐらいである。
なんとなく、ご主人の気迫とか、そういうものが、そんな気を起こしているような気がしている。
遠方からわざわざ食べに来ることはないと思うが、近くを通った時はぜひ立ち寄ってもらいたい。